鎌倉に遊びに来た人のパターンですが、まず小町通りをぶらぶらし、八幡宮に行き、若宮大路をぶらぶら戻り、んでもって江ノ電に…なんてコースをたどる人、多いのでは?
でも、時間のない中で鎌倉を見るにはこれはいいコースです。
今回は、日本の三大八幡とも言われる鶴岡八幡宮をぶらぶら歩いてみました。
鎌倉駅から若宮大路の真ん中、段葛を歩きます。
入口では2頭の狛犬が出迎えてくれますが、こちらも「あ」と「うん」のベアでよく見ると可愛い顔をしています。
ここは桜の季節は見事な絵になる場所です。
今は全面改修工事中で今年の桜は残念ながら見られないのです(::)
段葛は源頼朝が妻政子の安産祈願のために作ったもので、実際より距離が長く見えるように遠近法で先に進めば進むほど道幅が狭くなっているのです。
そんなに距離短くないですけどね。(^^)
信号を渡ると八幡宮です。
見上げるほどの高さの太鼓橋が目に入りますが、残念ながら渡ることはできません。
境内向かって左に平氏池、右が源氏池で、それぞれの島の数が四つと三つあります。
平氏は「死」源氏は「産」の意味合いがあり、平氏に対する憎悪感がよくわかります。
源氏池の真ん中には弁天堂があり、ここは鎌倉七福神のひとつです。
弁天堂のそばにある「政子石」
は夫婦円満のパワースポットと言われてますので、ご覧あれ。
さてさてまた真ん中の参道へ戻り、舞殿へ。
ここは、結婚式や舞台イベントでも使用されます。
以前は階段の左にそびえていた「大銀杏」、残念ながら2010年の3月10日、月曜日の早朝に強風により倒れてしまいました。
日曜日の昼間に倒れていたら…と思うとぞっとしますが、これも御神木としての最後の生き様だったのでしょうか。
頼朝の子公暁が実朝を暗殺するために隠れていたとされる伝説の大きないちょうでした。
新しい芽が育ちつつあるいちょうを左に見ながら61段の階段を登るとついに八幡宮の本殿です。この建物は1828年に作られたもので、重要文化財に指定されています。
そのほか境内には牡丹園や国宝館なと、自然や歴史の見所が満載です。
春の桜、秋の紅葉の季節はとくにおすすめですよ。
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