鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮はもともとは海のそばにあった。現在でも「元八幡(由比若宮)」という小さな神社が材木座にあり、その後現在の地に移されたのじゃよ。
鶴岡八幡宮はもともとは海のそばにあった。現在でも「元八幡(由比若宮)」という小さな神社が材木座にあり、その後現在の地に移されたのじゃよ。
八幡宮の額に書かれた「八」の字は、神聖な神の使いとされている二羽の鳩で表現されている。実際に行ってよく見てみるとつい「なるほど!」と言ってしまいたくなるのじゃよ。
八幡宮につながる「段葛(だんかずら)」。若宮大路から一段高く盛り上げられた参道で、源頼朝が妻政子の安産を祈願して造った。
幕府に攻め込まれにくくするため、二の鳥居付近の道幅は5m、八幡宮付近は3mで、遠近法で実際より参道が長く見えるように作られているのじゃよ。
「けんちん汁」発祥の地は実はこの建長寺。建長寺のお坊さんが豆腐を床に落してしまったのを、蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が野菜と一緒に煮込み、「建長寺汁」を作った。これがなまって「けんちん汁」になったと言われているのじゃよ。
鎌倉時代には女性の地位は低く、妻から離婚をもとめることはできなかったが、このお寺に駆け込み一定期間奉公すれば自由の身になれたことから「駆け込み寺」とよばれているのじゃよ。
「山門」はお寺の門を総称してこう言うのじゃ。
お寺には山号(さんごう)と言って、「○○山△△寺」という名前がついており、山の名前ではなく寺院のある場所を表す。
一方「三門」というのは本山級の寺院にある大きな正門のことで、「三」は空門・無相門・無願門の三境地を経て悟りに至る、三解脱を表しているのじゃよ。
鎌倉五山は室町時代に制定された寺格のこと。
京都の南禅寺(写真)を別格上位としており、
1位:建長寺 2位:円覚寺 3位:寿福寺
4位:浄智寺 5位:浄妙寺 となっている。
また、尼寺の五山「尼五山」も制定されており
1位:太平寺 2位:東慶寺 3位:国恩寺
4位:護法寺 5位:禅明寺
となっているが、尼五山で現存するのは2位の東慶寺だけなのじゃよ。
やぐらとは鎌倉時代中期から室町時代前半にかけて作られた横穴式のお墓のこと。現存するものも数多くあるが風化してしまってただの洞窟に見えるものも多いのじゃよ。
もともと鎌倉大仏は木造の立派な大仏殿に収められていた。その後、大仏殿が無くなった理由は定かではないが、津波・大風・地震等の説があり、1498年の海潮により倒壊した説が有力なのじゃよ。
鎌倉大仏は座った高さで約11メートルだが、立ち上がると推定24メートルになる。歩幅で計算すると、鎌倉から東京まで約1時間で歩けるそう。
横須賀線のスピードと同じくらい!?
鎌倉ってどんな歴史があるの?
かまじいが簡単に分かりやすく解説するのじゃよ。