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かまじいと建長寺をのんびり歩く
かまじいの建長寺ツアー
建長寺はJR北鎌倉駅から鎌倉街道沿いに15分ほど歩くのじゃが、歩道もさほど広くない為、車などには十分注意して歩くのじゃ。譲り合いを忘れずにじゃよ(^^)
大きな三門をくぐると境内じゃ。この「三」は空・無相・無作を表しこの三門をくぐることによってあらゆる執着から解き放たれることを意味するのじゃ。
(三門と山門の違い)
毎週土曜日にはお坊さんによる法話がこの場所で行われているのじゃ。
建長寺は開山当初から「福山は揮て松関を掩じず無限の清風来たりて未だ已まず」と、すべての修行者を受け入れるというスタンスとのことじゃ。
三門前のビャクシンの木は建長寺を開山した際に種を植えられたもので、樹齢760年以上で建長寺と同い年の木なのじゃよ。
建長寺の境内はすべて国史跡となっていて、案内によると寺内拝観約30分とあるのじゃが、じっくり見て回ると半日くらいはかかるのじゃ。
同じく北鎌倉にある円覚寺が山の地形をそのまま利用しているのに対し、建長寺の境内はきちんと舗装されていて歩きやすく整備されているのじゃ。
お寺のポリシーが現れていることもちょっと気にすると面白いのじゃよ。
仏殿には建長寺の本尊・地蔵菩薩を安置。毎月1・15日の「祝聖」23・24日の「開山例月忌」などの法要はここで行われているのじゃ。現在の建物は、創建当初より4代目じゃ。
ここをアップにしてみると…
「建長興国禅寺」これが建長寺の本名なのじゃよ。
法堂「はっとう」と読むのじゃ。昔は、建長寺全体が修行道場であり、僧侶全員がこの法堂に集まるのじゃ。この建物は江戸時代・文化11年(1814)に再建されたもので、関東最大の法堂じゃ。千手観音を本尊としているのじゃ。
通常はこちらは拝観できないのじゃが
牡丹の花が咲くゴールデンウィークなどは解放されるのじゃよ(^^)
庭園は創建当初よりあるのじゃ。寺院の池は通常寺の前にあるものじゃが、建長寺は最も奥にあるのじゃ。池のまわりには当初、得月楼・大客殿・方丈などがあり、檀那や貴賓の応接に用いられたのじゃ。2003年の創建750年の際に大改修をしておるぞ。
梵鐘は国宝に指定されていて、建長7年(1255)に鋳造されました。銘文の中に「建長禅寺」とあるのじゃ。
人の泣き声に似ているため「夜泣き鐘」とも呼ばれておる。関東一美しい音色とも言われ、特徴のある音ですので、聞く機会があればぜひ耳を傾けてみるのがよいぞ。
境内の奥にある山の中腹には建長寺の鎮守である半僧坊大権現が祀られており、ここは一年中参詣者が絶えないのじゃ。
急な階段の上に作られ、上からは鎌倉の街と海が一望できるゾ。
この階段は鎌倉学園の部活のトレーニングに使われているようじゃ。
「昭堂」「開山堂」「食堂(本堂)」「大徹堂(坐禅堂、修行道場)」からなるのじゃ。現在は修行道場として使用されているため残念ながら拝観することはできないのじゃよ。
大変お疲れ様じゃった。では、北鎌倉の街を散歩してみるのじゃ。
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