神奈川県鎌倉市街の東、小町と大町を隔てる3.3キロ
豊かな自然を手軽に楽しむことができる距離の短めなハイキングコース。神奈川県鎌倉市街の東、小町と大町を隔てる尾根を伝うコースじゃ。
八雲神社の脇から上がり、相模湾や長谷寺が望める見晴台を経由し、東勝寺跡の脇へ降りてくるのじゃ。
距離は短いのじゃがアップダウンが多く、足元が悪い箇所もありますのでヒール等は避けるのじゃ。
【コース案内】
JR鎌倉駅東口から大町方面に5分ほど歩き、八雲神社境内横からコースへ入るのじゃ。
八雲神社は新羅三郎義光が京都八坂神社を勧請した、鎌倉で一番古い厄除け神社じゃ。神社の境内からハイキングコースに入るというのが少々戸惑うかもしれないのじゃな(笑)
このコースは「祇園山」という名前はついているものの、地図上ではどこが山頂なのかは明記されていないのじゃ。そのため「登頂感」がいまいちなのが玉にキズじゃが、展望台からは鎌倉の海を一望することができ、すがすがしい気分になれるのじゃ。
軽いハイキングコースなので、八幡宮を散策するのにこちらを通って向かうのも一つの方法じゃ。人ごみが苦手な人におすすめじゃよ(^^)
このコースのゴールは腹切りやぐらじゃ。1333年、新田義貞の鎌倉攻めにより東勝寺に逃げ込んだ北条一族の300名近くが自害し、鎌倉幕府の終焉を迎えたのじゃ。腹切りやぐらと言われる洞窟が寺跡の奥にあり、参拝者以外立ち入り禁止と書いてあるのじゃ。日本の歴史でこれだけ重要な場所が資料館として整備されないのは、それだけの規模の惨状でたたりが多いからと言われているのじゃ。
街に降りると今までの雰囲気から一変して、にぎやかな鎌倉の風景が広がるのじゃ。八幡宮に参拝するもよし、一休みしてお茶をいただくのもいいのじゃな。
祇園山ハイキングコース全体の概要
距離:約3.3km 所要時間:約1時間15分 標高差:95m 初心者でもOK。
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