鎌倉の海での注意事項

なつかまじい  ビーチのマナーと海の危険について

<鎌倉海水浴場

【海水浴場利用時の注意事項】


かまじい  2014年から神奈川県鎌倉市は海水浴に関するマナー条例を制定したのじゃ。タトゥー・音楽・飲酒・迷惑行為に関してなどがあるのじゃ。鎌倉の海はマナー向上を目指しており、公共の場としてのマナーを守り、お互いが気持ちよく過ごせたらいいのじゃな。

鎌倉海水浴場迷惑防止条例

そして海にまつわる危険を知っておくのじゃ。必要以上に神経質になることはないのじゃが、ちょっと意識をするだけで安全に、そして快適に楽しむことができるようになるのじゃ。

● 各海水浴場の監視所に掲げてある旗の色を必ず確認するのじゃよ。

青い旗  青旗:遊泳可能
黄色い旗  黄旗:遊泳注意
赤い旗  赤旗:遊泳禁止
オレンジの旗  オレンジ旗が振られる:津波警報発令
※オレンジの津波警報の旗は鎌倉発で全国統一ルールになるよう呼びかけているのじゃ。

●遊泳時はお子様から目を絶対に離さないようにするのじゃ。
●ごみは各自持ち帰るのじゃ。
●波の高さや潮の流れが急に変わることがあるのじゃ。浅い所での遊泳の場合も注意じゃ。
●周辺の駐車場は大変混雑するので、なるべく電車やバスを利用するのじゃ。
●地震が発生した際は津波の恐れがあるのじゃ。警報の有無にかかわらず速やかに非難するのじゃよ。

神奈川県鎌倉市津波ハザードマップ(PDF)


【海水浴場利用時の禁止事項】



■時間内、遊泳区域内での水上バイク、ボートセイリング、パドルボード、サーフィン、ウィンドサーフィン等は禁止じゃ(ボディボードはOK)
■砂浜での持ち込みバーベキューは禁止じゃ。
■時間内のペットの砂浜への連れこみは禁止じゃ。
■花火はPM10時~翌朝6時まで禁止じゃ。近隣の住民に心配りをするのじゃよ。
■ビーチは全面禁煙じゃ。喫煙は所定の喫煙場所にいくのじゃよ。
■ビーチでの飲酒は禁止じゃ。海の家などを利用するのじゃよ。
■タトゥーは直接露出しないようにするのじゃ。 ■音楽は大音量で流さないようにするのじゃ。

【海水に関する注意】


足の着く浅瀬でも、ある時突然足がつかなくなって慌てたことが一度はあるはずじゃ。
潮に関する注意事項を紹介するのじゃ。

■潮の満ち引きに注意
鎌倉の海は遠浅のため、満潮時と干潮時では海岸線の位置が大きく変るのじゃ。
特に「大潮」(満月と新月の前後数日間)は満潮と干潮の水位の差が特に大きくなるので注意するのじゃ。

鎌倉の潮汐表はこちらじゃ


■潮の流れに注意
河川の出口周辺は「カレント」と呼ばれる沖方向の水流が起きるのじゃ。また、海岸線の地形によってもカレントが発生するので注意が必要じゃ。

カレント説明

【クラゲに関する注意】


海水浴は自然のレジャーなので、クラゲに刺されてしまうことはないとは言えないのじゃ。
危険なクラゲはどんなものなのか、また万が一刺されたときの対処法を紹介するのじゃ。

「お盆を過ぎるとクラゲが出る」という話は聞いたことがあるはずじゃが、最近は海水温の上昇に伴いお盆前でもクラゲが出るようになったのじゃ。
クラゲの種類と注意点、もしも刺されてしまったときの対処法を紹介するのじゃ。

■鎌倉で見られるクラゲの種類

カツオノエボシ ★カツオノエボシ:猛毒要注意!青い浮き袋で浮遊するのじゃ。見た目はきれいだが非常に強い毒を持つのじゃよ。


アンドンクラゲ ★アンドンクラゲ:猛毒要注意!小さい体ながら非常に強い毒を持つ。クラゲとしては珍しく浮遊せず自力で遊泳する。水面からは見づらいのじゃ。


アカクラゲ ★アカクラゲ:猛毒要注意!赤い体で触手を多く持つのじゃ。海岸で乾燥したものも毒刺糸が舞い、鼻に入るとくしゃみを引き起こし、「ハクションクラゲ」といわれるのじゃ。


ギンカクラゲ ☆ギンカクラゲ:500円玉のような体の周りに青い触手をもつのじゃ。毒性は弱めだが体質により腫れる場合があるため注意じゃ。


ミズクラゲ ☆ミズクラゲ:毒は弱く刺されてもかゆみ程度が一般的じゃが、個体差や体質差もあるためむやみに触れないよう注意じゃ。


「クラゲに刺される」とよく言われるのじゃが、クラゲは意図的に人を刺すのではなく、触手に刺激を与えると毒素が出るのじゃ。そのため海岸に打ち上げられて死んだクラゲに触れることも危険じゃ!!


■刺された場合
①まずは体についてしまった触手を取り除くのじゃ。
素手で触るとその手も刺されるので、貝殻や流木の枝などを使って取り除くのじゃ。

②「海水で」洗い流すのじゃ。
真水で洗い流すと浸透圧で毒が発射されるため、事態を悪化させるのじゃ。
また、お酢(あまり持っていないとは思いますが)はクラゲの種類によって有効な場合と悪化する場合があるので使用は控えるのじゃよ。

③監視所で応急手当てをしてもらい、症状がひどい場合は病院へ行くのじゃ。
市販の虫刺され薬を持っていると安心じゃな。

腫れは数日続くのじゃ。1週間ほどでひいてから翌週位にかゆみが出た場合は体が抗体を作ったことの現れじゃ。その抗体の作用により、2度目に刺されるとアナフィラキシー(ショック症状)がでて呼吸困難を起こすので、過去刺された方、特に遊泳中は注意するのじゃ。(スズメバチやムカデも同じ種類の毒。注意するのじゃ)
腫れが引いた後も傷はしばらく残るのじゃが、時間がたてば消え、一生傷が残るという心配はあまりないのじゃ。

かまじい 実はかまじいも何年か前、お腹を大きく刺され、ミミズ腫れができてしまったのじゃ。痛みを例えると「有刺鉄線が思い切り絡まった」感じじゃ(><)
しばらくあざが残り、もう一生傷消えないのじゃ…と諦めていたら、いつの間にかきれいになっていたのじゃ(^^)v

とはいえ、このような危険にただ怯えるのではなく、正しい知識を知ったうえで万が一のことが起きても落ち着いて対処できるよう、安心して楽しい想い出を作るのじゃよ♪

由比ヶ浜・材木座海水浴場
JR鎌倉駅東口より徒歩15分
営業期間:9:00~17:00
営業期間:7月1日~8月31日








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