●しらすについての豆知識
「しらす」とは体に色素がなく半透明な稚魚の総称じゃ。
毎年3月11日から12月31日の間で漁をするのじゃ。
1月と2月は全く漁れないのかと言うとそんなことはなく「禁漁期間」として神奈川県で決められているのじゃ。
でもこれはしらすそのものを保護するというよりは、この時期に川をさかのぼるアユの稚魚を保護するためなのじゃ。
実はしらすと言うのはカタクチイワシ・マイワシ・ウナギ・ニシンなど、色々な魚の稚魚なので、食べているときは何の魚なのかは実は分かっていないのじゃ(^^;)
関東沿岸で多いのはカタクチイワシの稚魚なのじゃ。なんとなく覚えておくといいのじゃな♪
カタクチイワシは日本で最も漁獲量の多い魚で、食物連鎖の上でも一番重要なポジションにいるそうなのじゃよ。
生のしらすを塩茹でして、干して半分くらい水分を飛ばしたものを「しらす干し」
さらに乾燥させて水分が3割くらいになったものが「ちりめん」になるのじゃ。
塩茹でして干していないものが「釜揚げしらす」じゃ。
●生しらす?釜揚げしらす?
せっかく鎌倉に来るからにはやっぱり貴重な「生しらす」を食べたい!と思うのじゃな。
でも生しらすは数時間で鮮度が落ちてしまうため、数も少なくすぐに売り切れてしまうほどの人気ぶりなのじゃ。
朝イチ狙いで遠方から来る人も多いのじゃよ。
生しらすの魅力はそのぷりぷりの食感。この味はやはり海辺ならではのものと言えるのじゃ。
でも、釜揚げしらすは美味しくないかと言うと、決してそんなことはないのじゃ!
釜揚げしらすはそのお店独自の調理法で味付けや盛り付けをしているので、お店ごとに違った味わいのしらすが楽しめるのじゃ。
そしてなんといってもふわふわの食感は生とは一味違った良さがあるのじゃよ。
新鮮とはいえ、魚のちょっと生臭い感じが苦手だな~と言う人は、ぜひとも釜揚げしらすを食べてみるのじゃ!
そして「せっかくだから生しらすを…」と思っていて、もし売り切れで生しらすに巡り合えなかった人も釜揚げしらすの味を楽しむのがおすすめじゃ!
釜揚げしらすならほとんどのお店にストックもあるので、1月2月の禁漁期間でも食べることができるのじゃ。
●鎌倉で生しらすが食べられるお店
※漁の状況により入荷しない日もあるので注意するのじゃよ。
秋本
【ごはん】和食
11:00~15:00
17:00~21:00
JR鎌倉駅東口より徒歩2分
エリア:鎌倉駅周辺
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