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鎌倉 THE BANK(ザ・バンク)





THE BANK
       
所在地 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-1-1
電話番号 0467-40-5090
アクセス JR鎌倉駅西口より徒歩7分
営業時間 17:00~25:00
(土日)15:00~25:00
定休日 月曜日・第3・4火曜日
駐車場 近隣にコインパーキング有
ジャンル バー
予算
小判
1000円~2000円 カード不可
席数 カウンター6席+テーブル
ホームページ ―

かまじい
鎌倉の由比ヶ浜通りにあるバー、「THE・BANK」が待望の復活じゃ!
2015年に惜しまれながら閉店したのじゃが、その後復活!
1928年に建てられた旧鎌倉銀行由比ガ浜出張所の建物を、ほぼありのまま活用したのが、インテリアデザイナーの片山正通さんじゃ。
片山さんは、ユニクロのフラッグシップ店のデザインや、インターセクト・バイ・レクサスなど、多くのデザインを手がけるデザイナーなのじゃ。

9坪という小さな敷地でいびつな形の洋館じゃが、一歩入ると天井が高く、当時の大理石のカウンターが残り、昔の銀行にいるような気分を味わえるのじゃよ!(^^)!


こちらのバーの復活については以下のニュース記事を読んで欲しいのじゃ♫

由比ヶ浜大通りから、江ノ電「和田塚」駅方面に斜めに走る小路。ふたつの道がつくる三角州のような場所に、小ぶりで重厚な洋館が残る。1928年に建てられた、旧鎌倉銀行由比ガ浜出張所の建物だ。設計者は不詳ながら、鎌倉の歴史を象徴する建築として、長い歳月を過ごしてきた。

 扉を開けると、高い天井を持つ空間が、一瞬にして時を逆戻りさせる。ただし、そこにあるのは、銀行ではなくバーのカウンター。止まり木では男性がひとり、すでにお気に入りの1杯をはじめている。

 2000年に、この建物を舞台に開業したバー、「THE BANK(ザ・バンク)」は、粋な店が多い鎌倉エリアの中でも、とびきりの大人が集う場所として、通の間に知れ渡った店だった。
 仕掛け人は、「伝説の」という修飾とともに、その仕事ぶりが語り継がれている渡邊かをるさん。1960年代の「VANヂャケット」を皮切りに、日本のデザインシーンを先頭で駆け抜けたアートディレクターだ。
 渡邊さんは、ファッションから陶磁器、工芸品、そしてアート全般にまで、深い造詣(ぞうけい)と、独自の審美眼を持っていた。スタイリッシュで、チャーミングで、人好き。そんな先達から直接の薫陶を受けたひとりが、インテリアデザイナーの片山正通さん(50)だった。
 片山さんは、ユニクロのグローバル旗艦店や「INTERSECT BY LEXUS(インターセクト・バイ・レクサス)」をはじめ、内外のブランドショップを軒並み手がける、当代きってのデザイナーだ。

 2000年は、片山さんが自身のデザイン事務所「Wonderwall(ワンダーウォール)」を、東京で発足させた年でもあった。スタートを切ったばかりの片山さんに、ある日、渡邊さんから声がかかる。聞けば、鎌倉にある銀行だった建物をバーに改装せよ、との仰せである。
 「アイリッシュのパブと、イタリアのバールと、日本のあのころの感じな!」
 そういわれて、最初は「?」になった片山さんだったが、「竣工(しゅんこう)当時から銀行でなくバーだったら?」という糸口を見つけ、デザインが進んだという。
 自分が生まれる、はるか以前にできた建物。そこで、見たこともない「古い記憶」を、どうやってつくっていくか。師匠の言葉に緊張しつつ、デザイナーとしての心はときめいた。

 「敷地は9坪。しかもいびつな形状で、商業物件としては、決して恵まれた空間ではありません。でも、そこがこの建物の魅力。ありのままを生かそうと思いました」
 銀行時代の大理石のカウンターや、壁のレリーフを生かしたバーは、完成時に自分でも、「あ、ここ、昔からあったよね」と、錯覚するような空間に仕上がった。

 このとき片山さんは、依頼主の渡邊さんからデザイン料をもらうことなど、考えもしなかったという。
 「だったら欲しいものを持っていっていいよ」  その気持ちも固辞するつもりで、片山さんは渡邊さんの腕にはまっていた時計を所望した。ロレックス・オイスター・クロノグラフ――いつも身に付けていたお気に入りの腕時計だったら、さすがにないだろうと、深慮を働かせたのだ。
 「ところが渡邊さんは、まったく躊躇(ちゅうちょ)なく時計をはずして、僕にくださったんです」


 2015年に渡邊さんは急逝する。同時に「THE BANK」もクローズを余儀なくされた。
 「ショックで、悲しくて、残念で、じゃあ自分に何ができるのか……何もできない……と、しばらくは堂々巡りを繰り返しました。でも、時間がたつにつれ、『THE BANK』を再開させることが、僕にできる唯一のことだと思うようになったのです」
 鎌倉を代表する観光通りの建物には、いくつかの店舗が出店を競っていたという。しかし、建物の所有者は、「このビルを残したい、バーを復活させたい」と、精いっぱいの思いを伝えた片山さんに、元通りの条件で出店を許可してくれた。
 再オープンにあたっては、隣で古家具を扱う「そうすけ」が、「THE BANK」時代のスツールやテーブルを出してきてくれた。それらは「THE BANK」を愛した店主が、いつか再開の日を期して、クローズ期間中に保管していたものだった。復活劇に奮闘する中で、片山さんはそんなエピソードにいくつも出会った。

2016年10月。1年と半年の眠りを経て、「THE BANK」は再びあかりを灯す。壁と天井の琥珀(こはく)色は、渡邊さんや常連客の葉巻のヤニで染まったもの。そこに身を置くと、父親同然に慕った渡邊さんと、もう一度会える気がする。

 「兄貴だ、バカヤロウ!」
 そんな照れ笑いの声も聞こえる。
※2017年 朝日新聞デジタルより引用。http://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2017091334461.html






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